これまでの実績

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受入企業様の声

インターンで、仕事の練習できる場を(後編)

株式会社雇用促進事業会 青山専務 古池様

 

「あつまるくんの求人案内」「ゲットサポート」のTVCMでおなじみの株式会社雇用促進事業会。熊本に暮らす人ならばおなじみの求人情報誌を発行する雇用促進事業会では、フミダスのインターンシップを何度も受け入れてくださっています。

 

前編では、インターン受け入れの経緯や、その効果について、率直なご感想をお話いただきました。後編では、何度もインターンを受け入れて頂いた理由、受け入れにあたり注意していること、そして学生へのメッセージを、引き続き青山専務とスーパーバイザーを務めてくださった古池様にお話いただきました。

 

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スーパーバイザーの古池さん

 

―連続して何度もインターンを受け入れて頂いている理由というのはありますか?

 

青山専務:社内活性化にもつながると考えています。やっぱり週1~2回出社頂いて、朝礼参加で社内の雰囲気も和みます。そして大きな部分では、インターンで知って頂き社員が新卒入社頂いたり、その先輩を目標にしている後輩が翌年入社予定となりました。

最近よく使われる言葉に「見える化」というのがありますが、そういった見える化で言えば、数値で見せるのではなくて、当社の場合は内定者にも一緒にインターンをしてもらっています。「インターンで営業経験してみなよ」と。これは色々なところでもお話ししているのですが、今までの採用はこちらから応募者を選んでいたけれど、今後は「選ぶ時代から選ばれる時代」と言っています。学生から選ばれるためには良い面も悪い面も両面理解できるように、労使ともにインターンの重要性を感じます。

 

今は企業もセキュリティの問題などがありますから、学生が会社に面談などに行っても、実際に自分が働く場所を見たことのない人が何人もいるんです。面談室や役員室には行っても、その間にある営業部や仕入れのフロアなどはなかなか見ることがない。それが、朝礼から一日社員と同じような仕事をすることで見ることができる。内定者も安心して来て頂ける。インターンシップがあるからできたことだと思っています。

 

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インターン生の手作りポップ

 

―学生を受け入れるにあたって注意されている点はありますか?

 

青山専務:最初にセキュリティや情報漏えいに関する研修などはしっかり行っています。まだ社会人未経験で心配はありましたがこれまで、全く問題なくクリアできています。他には移動中の事故などやはり心配はありました。その部分はフミダスでインターンの保険にも入って頂いて、こちらでも無理のない行動が出来るよう日頃から気を付けています。

 

古池さん:あとは、単なる労働力としてではなく、目的ある仕事を一緒にする仲間として受け入れるということは、社内でも気をつけて共有しています。当社としてやってもらいたい課題はもちろんありますが、目標設定や達成をするためのプロセスを決めてしまって、与えることはしていません。目標設定も、何をしたら良いかも、自分たちで話し合って決めてもらっています。そうでないと彼らにとっても面白くないですからね!働かされるシゴトじゃなくて、働くことの意義や楽しさに触れる機会であって欲しいと心がけています。

 

―まだインターンをしたことがない学生に、社会に出る前の段階に送るメッセージをお願いいたします。

 

青山専務:幸せな人生を送るならば何が一番幸せか、たとえば最期に「これが失敗しなければ幸せと言えるな」と思うなら何か、考えることがあります。私も昔、人事採用をしていたことがありますので、面接でこういった話をすることもありました。「何を失敗しなければいい人生だと思いますか?」と。すると「大学受験ですね」という答えが返ってきたことがあります。「なんで?」と聞くと、「行きたい大学に行けなかったから」と。でも、よほど東京大学なら別ですが大学名とか仕事に関係ないと思うんですよ(笑)。すると「あ、ほんとですか?」と言います。大学受験失敗が人生の不幸だと思っているんですね。

 

じゃあ何が幸せだと思うかを学生に聞いてみると、だいたい出てくるのは「結婚」。まあ、そこは幸せのために大事ですよね(笑)。私がその次に大事かもしれないと思うのは「仕事」です。だいたい人生80年、半数の40年間以上働くわけだから、お金のためだけに嫌々ながら仕事をして、自分が成長出来なかったりしたら、それは良い人生とは言えないと思うんですね。本当は「心と体の健康」が一番大事だと思うので、健康があればまずは幸せ、それで二番目が「良いパートナーとの出会い」。三番目が「生涯働ける仕事」です。

 

それぞれに違いもあると思いますが、人生で三番目に大事なものが仕事だとして、その仕事を学生はあっという間に決めなきゃいけない。大学は入試も大変で努力して入るけれど、より努力が必要なのはどちらか。大学では飯は食えないけど、仕事で飯を食っていく。じゃあ大学受験のように勉強していますか?と思うんです。あなたが入りたいのはどんな会社なの?知らないまま入社をするから七五三現象が生まれます。中学卒の7割・高校卒の5割・大学卒の3割が入社3年以内に退社する現象です。なぜ退社したかと言うと「思った会社とイメージが違ったから……」。

 

一生につながる仕事を探すというのは非常に重要なことなので、今までで一番というくらい、大学に入る時以上に、真剣に努力すべきです。努力をした人は目の色が変わります。その眼の色で人事担当者は採用するのです。仕事は人生3番目に重要だから、それを練習する場がインターンだと思っています。学生のうちは準備期間だから仕事の練習ができる、それはとても大切だと思います。あと、インターンをすれば他の大学の子と友達になれたりして、世界も広がったりね。

 

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