地域の未来をつくる存在である熊本の若者たちは、ここ熊本で働きたいと思っています。
しかし、若者たちは熊本の「仕事」「働く」の実際を知りません。
また、99.9%を中小企業が占める熊本で、企業において即戦力となれるだけの力も十分に持ち合わせていません。
企業もまた、そんな状況に苦労しながらの採用活動を行っており、地域全体として見ると県外への人材流出も生じています。
企業や地域においても、仕事づくりを通して、若者に魅力ある雇用環境をつくっていくことは大きな課題です。
そこで私たちは、熊本の若者と企業がともに課題に挑むことで、人と組織を高め合い、
地域で新たな価値と仕事を創造できる仕組みづくりを始めました。
その仕組み、「実践型インターンシップ」を核として、若者と仕事と地域を、挑戦の力でつなぐ事業を展開しています。
地域で仕事をつくり地域のつなぎ役となれる、次世代のチェンジリーダーを輩出する――それが私たちフミダスのミッションです。
国立社会保障・人口問題研究所による「将来統計人口・世帯数」(2013年3月推計)によると、
熊本県は2010年約181万人の人口が2030年には約160万人になると予測されています。
20年間で約20万の人口減。熊本県には現在45の市町村がありますが、20万人を超えた人口がいるのは政令指定都市の熊本市のみ。
つまり近未来、一つの市町村がそのまま消えてしまう以上の人口減が待ち受けています。
一方
「熊本面白くないから東京に行く」
私が学生時代、よく聞いていた言葉です。この言葉が、私は今も忘れられません。これからの熊本を担っていくはずの若者たちの思いが、
熊本から離れてしまっているのです。
急激な人口減少、少子高齢化、若者の流出と、熊本は大きな変革期を迎えています。
このような中、地域の未来を切り拓くのは、既成概念に縛られない起業家精神溢れた若者の社会への挑戦です。
しかし平成26年版子ども・若者白書によると、「社会現象が変えられるかもしれない」と考える日本の若者は30.2%にとどまっています。
これは他の先進国と比べて低い数字です。
いま私たちは、社会を変え未来をつくる人材を、育てていく必要があります。
「地域の未来を切り拓く起業家精神を持った若者を地域で育む環境を。そして地域に若者の挑戦のエコシステムを」
フミダスはこれからも皆さんと一緒に、地域の未来をつくる人材を育てることに取り組んでいきます。
代表理事の濱本が、学生時代にTV番組制作やまちづくりなどを経験。
学生が在学中から、社会の中で仕事づくりに取り組む機会の必要性を痛感。
- 2001年
- 濱本が任意団体を設立し、実践型インターンシップを熊本でスタート
その後首長秘書や、企業コンサルなどの仕事を経て - 2011年
- 株式会社ディカーナ内の新規事業として実践型インターンシップを実施
- 2012年4月
- 挑戦に踏み出す一歩を応援する、一般社団法人フミダスを設立
フミダスは実践型インターンシップを通し、若者と仕事と地域をつなぐ事業を行っています。
団体名称 | 一般社団法人フミダス |
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設立 | 2012年4月 |
所在地 | 〒862-0922 熊本県熊本市東区三郎2-20-15 |
TEL/FAX | TEL 096-284-1840 FAX 096-284-1393 |
役員 |
代表理事 濱本 伸司 理事 石原靖也(アジアフロンティア株式会社 代表取締役) 理事 藤井淑人(株式会社スープル 代表取締役) 監事 山本聡(カラーズプランニング株式会社 代表取締役) |
所在地:〒862-0922 熊本県熊本市東区三郎2-20-15
アクセス方法:熊本都市バス 小峯京塚線 東灰塚バス停徒歩3分